2019年4月の火災以来ずっと復元工事が続いているパリのノートルダム大聖堂。
当時2024年パリ・オリンピックまでの再開を目指していましたが、大幅に延びて2024年12月8日になりました。
12月8日が再開となった理由と、毎年9月第3週末に行われるヨーロッパ文化遺産の日に公開された、ノートルダム大聖堂修復の様子をお伝えします。
パリ・ノートルダム大聖堂再開日2024年12月8日
修復にかなりの時間を要するのがオリンピックまでに間に合わない理由ですが、2024年12月中に再開と言われている中、8日と公表された理由は、12月8日がカトリック教会の大祝日「無原罪の御宿り (聖マリア)」の祝日となっているからです。
無原罪の御宿り(むげんざいのおんやどり Immaculata Conceptio Beatae Virginis Mariae)とは、聖母マリアが、神の恵みの特別なはからいによって原罪の汚れと穢れを存在のはじめから一切受けていなかったとする、カトリック教会における教義である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/無原罪の御宿り
無原罪の御宿りの教義は、「マリアはイエスを宿した時に原罪が潔められた」という意味ではなく、「マリアはその存在の最初(母アンナの胎内に宿った時)から原罪を免れていた」とするものである。
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パリ・ノートルダム大聖堂復元の様子
2019年4月15日の火災により屋根や尖塔が焼け落ちかなりの被害を受けたため、尖塔部分を始めガラスや彫刻、絵画など細かい手作業が必要とされます。
9月第3週末に行われるヨーロッパ文化遺産の日に公開された復元の様子の動画です。
再開直後はクリスマス前で、大勢の訪問客で混み合っていると思われます。
ゆっくりと見て回るには2025年以降がベストかもしれませんね。