現地採用だとお給料も低くて... 何か簡単にできる副業があればいいのに。
こんな悩みはないでしょうか?
海外の自由な生活に憧れることがあっても、同時に経済的な不安定さを伴うことも少なくありません。
副業としての収入源を持つことは、このような不安を軽減し、生活の質を向上させるための鍵となります。
しかし、どの副業を選ぶべきか? ブログなどのオンラインビジネスは人気の選択肢ですが、収益を上げるまでには多大な時間と努力が必要です。
ここでおすすめしたいのが、海外在住者に特にメリットが大きいとされるKindle出版です。
私も初めてKindle 出版をしましたが、この本は海外在住者向けに詳しく書かれていて役立ちました。
この記事では、手軽に始められるKindle出版が、なぜ多くの海外在住者にとって理想的な収入源となり得るのかを、ブログと比較して詳しく解説します。
ブログとKindle出版の比較:初期投資と維持コスト、収益化までの時間
海外在住者が副業を考える際、多くはインターネットを活用したビジネスに目を向けると思います。
自宅で始められる手軽さや、幅広い読者に届けることができる可能性として、特に人気のある選択肢がブログとKindle出版です。
しかしこの2つを比較すると、初期投資、維持コスト、収益化までの時間に大きな違いがあります。
初期投資と維持コスト
ブログを開設する際、ドメイン名の購入とサーバーの利用料金が必要です。
ブログを作って投稿できる無料のウェブサイトもありますが、Googleアドセンスの広告収入やアフィリエイト商品からの収益を目指すなら、有料のドメインとサーバーを選ぶことをお勧めします。
また、きれいで専門的なデザインやプラグイン、検索上位に表示させるためのSEOツールなど、サイトを最適化し読者を引きつけるための追加投資も考慮する必要があり、さらに、定期的なコンテンツ更新やサイトのメンテナンスには、時間と労力がかかります。
一方、Kindle出版に必要な初期投資は比較的低く抑えられます。
書籍の作成には主に時間と労力がかかりますが、自分で書く場合のコストはゼロに近いです。
もちろん、プロ並みのカバーデザインや校正サービスを外注する場合は費用が発生しますが、これらはブログを運営するコストに比べれば大きな負担にはなりません。
無料ツール「Canva」を利用すれば、プロレベルのカバーデザインを自分で作成することが可能です。
また、Amazonのプラットフォームを利用するため、サーバー費用は不要です。
収益化までの時間
ブログの収益化には時間がかかることが一般的です。
まず、Googleアドセンスの広告をブログに掲載するためには、アドセンスの厳格な審査に通らないといけません。
日本語でブログを運営し、アフィリエイト商品を通じて収益を上げたい場合、日本国内のアフィリエイトプログラムを利用することが多くなると思います。
これには、日本国内の住所と銀行口座が必要です。
加えて、訪問者がブログの記事を通じて商品を購入した際にのみ収益が発生するため、より多くの訪問者を引きつけるには、質の高いコンテンツとSEO対策が欠かせません。
SEO対策とは、ユーザーが検索した際に自分の記事を検索結果の上位に表示させるためのもので、効果が現れるまでには数ヶ月から数年の時間がかかることも少なくありません。
Kindle出版での収益化は比較的早く実現可能です。かつ日本に住所も銀行口座も必要ありません。
出版前に簡単なAmazonの審査がありますが、ガイドラインに違反した本でない限り問題なくパスでき、すぐに販売を開始できます。
Amazonという巨大なプラットフォームを活用することで、日本のAmazonだけではなく、世界中のAmazonで販売できるため、広範囲な読者に届けることができます。
適切なキーワード選定とマーケティング戦略を用いれば、出版から数週間以内に収益を生み出すことも珍しくありません。
キーワード選定に関してもこの本によく説明されています。
海外在住者によるKindle出版: ブログより簡単に収益化できる理由
海外在住者がKindle出版を選ぶ大きな魅力の一つは、自分だけの体験や日々の生活を活かして、読者に伝えられることです。
海外での生活は、遭遇する困難や楽しい体験を通して、日本の読者にとって魅力的な情報源となり得ます。
海外在住者にとって日常の出来事も、日本にいる人には新鮮で興味深いストーリーに変わるのです。
Kindle出版では、これらの体験をテーマにした一冊の本としてまとめることができます。
読者は海外生活のリアルな側面を理解できるため、興味を持ちやすくなります。
しかし、これらの体験をブログ記事にしても、1記事に収めることができる情報量には限りがあり、記事ごとに情報が分散します。
加えて、多くのブログ読者は特定の解決策や情報を求めてアクセスするため、一般人の海外生活の日常について読みたいと思う人はそう多くありません。
さらに、たとえ記事が読まれたとしても、訪問者がGoogleアドセンスの広告をクリックしたり、アフィリエイト商品を購入したりしない限り、収益にはつながりません。’
このように、ブログを通じて収益を上げるのは、多くの場合、不確実性が高く、労力に見合った結果を得るのが難しい場合があります。
マーケティングとプロモーション戦略: Kindle出版とブログの違い
Kindle出版とブログのマーケティングとプロモーション戦略には大きな違いがあります。
Kindle出版 マーケティングとプロモーション戦略
Kindle出版で成功するためには、目標とする読者層を明確にし、読者の求める情報やストーリーを提供することが大切です。
マーケティングでは、Amazon上での検索最適化(SEO)、適切なカテゴリーの選択、読者からのレビュー獲得、効果的なキーワードなどが主な戦略となります。
書籍のプロモーションには、SNSの活用が効果的です。
また、Kindle Unlimitedプログラムへの参加により、より広い読者にアクセスし、読まれるページ数に応じて収入を得ることができます。
このプログラムは、読者が多くのページを読むほど、著者も多くの収益を得ることができるため最適です。
無料プロモーション期間の設定も、新しい読者の獲得と口コミにつながります。
この期間を利用して読者の興味を引くことが、長期的な成功の可能性を開くと思います。
ブログ マーケティングとプロモーション戦略
ブログのマーケティングは、定期的なコンテンツの更新とSEO対策に重点を置き、このためにキーワードリサーチを行い、タイトル、見出し、本文に適切なキーワードを組み込むことが大切ですね。
そして高品質なコンテンツを継続的に提供することができれば、Googleなどの検索エンジンでの上位表示を達成し、より多くの訪問者をブログに引き付けることが可能になります。
さらに、SNS を活用してブログ記事の共有を促すことで、訪問者数の増加につながります。
ブログの訪問者数が増加すれば、Googleアドセンス広告やアフィリエイト商品を通じた収益の機会も広がります。
結論
ブログとKindle出版、どちらも海外在住者にとって魅力的な副業の選択肢として考えられます。
Kindle出版は初期投資が少なく、比較的早く収益を得られる可能性がある一方で、ブログは時間と労力を投資することで、長期的に安定した収益を生み出す可能性があります。
個人の関心、目標に応じて選択するのが良いと思いますが、私の経験から言うと、Kindle出版は書いた内容が読者に受け入れられれば直接収入につながり、効率的な副業と言えます。
また、同じライターであっても、本を出版したという実績はブログ記事を書くよりも評判を高める効果があります。
この点でKindle出版は、自分の名前を広めたり、職業としての地位を高めたりするのにも役立つと感じています。
この本には、海外在住者が書ける内容、普通のハウツー本にはのっていない、Kindleカスタマーサービスから得た情報も書いてあるため、おすすめの1冊です。