パリ エッフェル塔最上階、一時閉鎖 : 2025年1月6日～2月7日

エッフェル塔の最上階が、2025年1月6日から2月7日までの間、工事のため一時閉鎖されます。

この期間中は、必要なメンテナンスと改修作業が行われ、訪れる人々に安全で快適な環境を提供するための重要な作業が進められます。

閉鎖期間中でも、1階と2階では引き続き多くの楽しみ方が用意されています。訪問予定の方はぜひチェックしてください。

エッフェル塔最上階の閉鎖期間と理由

2025年1月6日から2月7日まで、エッフェル塔の最上階が一時的に閉鎖されます。

この閉鎖は、毎年行われるメンテナンスと改修作業の一環です。

最上階は地上約300メートルの高さにあり、強風や寒冷な気候などの過酷な環境にさらされているため、定期的な修繕が必要です。

この取り組みは、訪問者の安全と快適な体験を確保するために欠かせません。

風雨にさらされる最上階：年次メンテナンスの重要性

最上階は、風速が地上の約1.5倍になる300メートル以上の高度に位置しています。

このため、強風、低温、雪、雨など、さまざまな気象条件により大きな負荷がかかります。

その結果、床材や手すり、窓枠などが劣化しやすく、安全性を保つために定期的な点検と修繕が不可欠です。

また、訪問者が快適に過ごせるよう、設備の更新や改善も行われます。

工事の内容：安全性と快適性向上のための取り組み

今回の工事では、以下のような改修作業が計画されています：

• トイレの改修：訪問者が利用しやすい環境を整備。
  
• 階段の補修：安全性の向上。
  
• 床材とガラス窓の交換：耐久性と視界の向上を実現。
  
• 照明設備の更新：省エネルギーと明るさの改善。
  
• 暖房設備の強化：冬の訪問者が快適に過ごせるように。 これらの改修作業は、訪問者の体験を向上させるとともに、エッフェル塔の美観と耐久性を保つための重要な取り組みです。
  

2022年から継続するDuoliftエレベーターの改修作業

最上階へのアクセスを支えるDuoliftエレベーターも改修の対象となっています。

このエレベーターは、2つのエレベーターが交互に動く仕組みで、訪問者にスムーズな移動を提供します。

2022年以降、これらのエレベーターは近代化が進められ、エネルギー効率の向上、操作性の改善、訪問者にとって快適な移動空間の提供を目的とした作業が行われています。

閉鎖期間中の楽しみ方：1階と2階の魅力

最上階が閉鎖されている間も、1階と2階 ( 日本の2階と3階) では多くの楽しみ方が用意されています。

• 2階：
  • 360度のパノラマビュー：パリ全体を一望できる絶景ポイント。
  • ショップやレストラン：訪問者が楽しめる多彩なオプション。
  • ピエール・エルメのマカロンバー：グルメ体験を堪能。
• 1階：
  • 冬限定のテラス：ホットチョコレートやクレープなどの冬の味覚。
  • 家族で楽しめるアクティビティ：教育的な展示やユニークな空間。

見逃せない！2階からのパノラマビューと夜の輝き

閉鎖期間中でも、2階から眺めるエッフェル塔の景色は圧巻です。

また、夜になるとシャンパンフラッシュが塔を彩り、幻想的なひとときを提供します。

1階や2階からでもその輝きを楽しむことができるため、最上階が閉鎖されている間でもエッフェル塔を存分に堪能できます。