入会金・年会費無料で海外旅行保険が付帯するエポスカード。
世界中のVISA加盟店で使えるため、フランス旅行者の間で利用者が増えています。
無料にもかかわらず、保険の補償内容は他のカード会社と比べてもトップクラスです。
何が起こるかわからない海外旅行に、利用しない理由はありません。
エポスカードの特徴、補償内容や金額、保険適応条件など基本事項に関しては、別の記事で詳しく書いています。
今回はこのカードの保険の使い方と保険請求方法、補償内容各項目の保険対象の詳細をお伝えします。
エポスカード海外旅行保険の使い方
エポスカードは利用付帯です。
しかし利用条件のハードルは低く、空港までの電車、バス、タクシーの乗車代、海外での公共交通機関乗車代金をエポスカードで支払っても対象となります。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
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便利なアシスタンスサービス
カード会員になると、病院の紹介や、盗難などに遭い相談したい場合の、一般「アシスタンスサービス」、そして病気やケガで至急手当が必要な場合の、「緊急医療アシスタンスサービス」が利用できます。
どちらのサービスも、24時間対応で日本語が通じます。
アシスタンスサービス連絡時に以下が必要となります。
エポスカード会員番号
日本出国日が確認できる書類 (パスポートや航空券など)
エポスカードの利用がわかる書類(領収書など)
アシスタンスサービスは世界中にあるため、滞在国のアシスタンスサービスに電話します。
無料電話となっていますが、無料電話がつながらない場合は、別の番号にコレクトコールでかけることができます。
緊急医療アシスタンスサービス
緊急医療アシスタンスサービスは、以下のような場合に利用できます。
- すぐに手当が必要な場合に、近くの病院を教えてもらいたい場合
- 緊急入院・手術など高額医療費が発生した場合、「キャッシュレスサービス (アシスタンスサービスに病院への支払いを依頼)」を利用したい場合
- 現地の病院施設が不十分な場合、別の病院への移送や、日本への搬送
- 死亡した場合、遺体の埋葬や移送
- 遭難の際の捜索依頼
「キャッシュレスサービス」が利用できるのは、とても便利です。
どのような場合に保険対象となるのかをお伝えします。
エポスカード補償内容の詳細
疾病治療
疾病治療の保険対象は以下の通りです。
全ての海外旅行保険に共通していることですが、既往症や持病、そして妊娠・出産、歯科治療は保険対象外です。
保険対象
- 旅行を開始してから、終了後72時間以内に発病した病気 ( 終了後の場合は、旅行期間中の病気に関連している場合)
- 旅行中に感染した伝染病 (デング熱、マラリア、コロナウイルスなど) で、旅行終了後30日以内に治療を受けた場合
支払われる保険金は、治療を開始してから180日以内の以下費用です。
- 疾病に関する医療費 (診察や検査、入院、手術、薬等)
- 入院の際に必要となった国際電話料金や、入院のための必需品
- 保険請求に必要な医師の診断書
- 治療のための通訳、交通費
- 入院のために旅行を中断し、別途支出した宿泊費や交通費。
医療通訳や、入院に必要な品物代や電話料金を負担する保険会社は少ないので、カバー内容はとてもいいです。
傷害治療
傷害治療の保険対象は以下の通りです。
全ての海外旅行保険に共通していることですが、飲酒運転や、麻薬、自殺、戦争、失神喪失などが原因の場合は、保険対象外です。
保険対象
- 旅行中の事故でケガした場合の医療費
支払われる保険金は、治療を開始してから180日以内の以下費用です。
- ケガに関する医療費 (診察や検査、入院、手術、薬等)
- 入院の際に必要となった国際電話料金や、入院のための必需品
- 保険請求に必要な医師の診断書
- 治療のための通訳、交通費
- 入院のために旅行を中断し、別途支出した宿泊費や交通費。
死亡・後遺症障害
死亡・後遺症障害の場合、保険対象は以下の通りです。
全ての海外旅行保険に共通していることですが、飲酒運転や、麻薬、自殺、戦争、失神喪失などが原因の場合は、保険対象外です。
保険対象
- 旅行中のケガが原因で、180日以内に死亡または、後遺症障害となった場合
支払われる保険金の費用は以下の通りです。
- 死亡の場合は、相続人に補償金額の上限まで全て支払い
- 後遺症障害の場合は、障害度に応じた金額の支払い
携行品の破損や盗難
携行品の場合、保険対象は以下の通りです。
置き忘れや、現金、クレジットカード、コンタクトレンズ、車などは保険対象外です。
保険対象
- 旅行中に身の回りの携行品が、破損したり盗難にあった場合 (携帯電話、バッグなど)
支払われる保険金の費用は以下の通りです。
- 1つの携行品につき、上限10万円まで。切符などのチケットは、5万円まで支払い。ただし3000円は免責金額(自己負担額)です。
- パスポートの場合は、再発行の手数料の他、日本大使館や在外公館に行くための交通費や宿泊料金を上限5万円まで
賠償責任
賠償責任保険とは、他人の体や物に危害を加えてしまい、法的損害賠償責任を負った場合です。
保険対象は以下の通りです。預かった品物や、車や船、仕事中に起こった賠償責任や、相手が親族の場合は、保険対象外です。
賠償責任は、個人判断では難しい場合が多いため、保険会社に相談されることをおすすめします。
保険対象
- 旅行中に他人をケガさせてしまったり、他人の物を壊してしまい、法的損害賠償責任を負った場合
- 旅行中に借りたレンタル製品
- ホテル内の物(部屋の鍵など)
支払われる保険金の費用は以下の通りです。
- 保険金額上限( 3000 万円、自己負担額なし) まで
- 弁護士などの訴訟費用
救援者費用
遭難や、病気・事故で余計な費用が必要となった場合、救援者費用の保険対象は以下の通りです。
飲酒や麻薬による運転事故や、戦争、自殺、犯罪行為、妊娠・出産に関連している場合は、保険対象外となります。
保険対象
- 旅行中病気で亡くなった場合や、旅行終了後30日以内に死亡した場合
- 旅行中の事故でケガをして、180日以内に死亡した場合
- ケガや病気で7日以上入院した場合
- 旅行中搭乗した飛行機や船が行方不明
- 遭難により、警察が必要と認めた場合の救助や捜索
支払われる保険金の費用は以下の通りです。
- 親族の現地までの航空券や他の交通費 (3名まで)
- 現地での宿泊料金(3名までで、最高14日)や他必要費用
- 現地からの移送費、死亡の場合は、遺体処理代
- 救助の費用
年会費無料で、これだけの補償内容がカバーされる海外旅行保険はたくさんありません。
保険カバー金額も、トップクラスです。
より詳しい補償内容や金額は、【エポスカード】公式サイト でご覧いただけます。保険金請求のための必要書類
保険金請求の時には、エポスカードの会員番号、カードの利用明細、日本出国日がわかる航空券やパスポートなどの他、以下の書類が必要です。
補償の保険 | 必要書類 |
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病気など疾病治療 | 医療費の領収書と医療行為と金額がわかる明細書 医師の診断書 (30万以下の場合は省略可) |
ケガによる傷害治療 | 医療費の領収書と医療行為と金額がわかる明細書 医師の診断書 (30万以下の場合は省略可) 事故によるケガの場合は、状況報告書 |
傷害死亡、後遺症障害 | 死亡診断書、事故証明書、 後遺症障害診断書 |
携行品の損害 | 盗難の場合は、警察の盗難届証明書 破損などの場合は、損害金額の証明書類(レシートや修理代など) |
賠償責任 | 人の場合は、医療費の領収書と医療行為と金額がわかる明細書 医師の診断書 物の場合は、損害金額の証明書とその写真 示談書 |
救助者費用 | 航空券やホテル代などの領収書、明細書 事故の場合は警察の証明書、入院の場合病院の証明書 |
これらの書類は、帰国後の入手はむずかしいため、現地滞在中にご用意されることをおすすめします。
まとめ
入会金・年会費無料で、これだけの補償内容がカバーされる【エポスカード】 は、海外旅行に絶対おすすめです。同じく無料で、海外旅行保険が利用付帯の、「楽天カード」より「エポスカード」の方が、補償内容が良く、金額が高いです。
楽天カードとの比較をこちらの記事で書いています。宜しければ一緒にご覧ください。
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VISA加盟店で利用でき、タッチ決済と便利なため、海外での買い物にも使え、他の海外旅行保険と合算することもできるだけ、上限額があっても、かなりお得です。
安心して楽しい海外旅行をするために、他のクレジットカードと合わせて、エポスカードを持つのもいいのではと思います。