パリの観光名所で、2024年夏のオリンピックに向け修復工事中のところが沢山あります。
2024年夏のオリンピック競技場となるエッフェル塔周辺やコンコルド広場の他、オリンピックとは関係なく修復中の建物も数多くあり、なかには2024年末まで工事が続く歴史的建造物もあります。
詳細をお伝えします。
コンコルド広場 工事
コンコルド広場は、オリンピック会場になるため、傷んでいる石畳も補修すると言われているため、当分工事は続きそうです。
しかし工事中だった2つの「川の噴水」と「海の噴水」の修復工事は無事終わり、とてもきれいになりました。
チュイルリー公園 工事
チュイルリー公園のルーヴル美術館側 ( 上記写真) は、問題ないですが、コンコルド広場側(オランジュリー美術館付近)は工事中です。
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マドレーヌ寺院ファサード 工事
パリの美しい教会の一つ、マドレーヌ寺院のファサードの工事は終了しました。
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オペラ座ファサード工事
パリ観光に必須と言っても過言ではないオペラ座。
オペラ座のファサードも写真のように壁面にオペラファサードを再現した絵が描かれ、この入口からの入場は不可能。
この工事にかかる費用はなんと720万€ ( 約10億円 ) でシャネルのポスターが大きく貼られているのは、シャネルがスポンサーになっていることを示しています。
終了は残念ながらオリンピック前ではなく、2024年末と予定されています。
ただし美しいオペラ座内は通常通り見学でき、観劇もできます。
ポンデザール(芸術橋)
ユネスコ世界遺産に登録されているポンデザール(芸術橋)、修復の必要があるとかなり前から言われ、2023年秋に工事は終了しています。
ノートルダム寺院 工事
2019年の火災以来、修復工事の続いているノートルダム寺院。
オリンピック開催前に再オープンと言われていましたが、最終的に2024年12月8日に予定されています。
再オープン後も修復工事は続くそうです。
エッフェル塔周辺 工事
オリンピック競技場となるエッフェル塔のあるシャン・ド・マルス公園やトロカデロ庭園周辺、そしてパリのシンボルとも言えるエッフェル塔は、修復工事中ですが、エッフェル塔は通常通り入場可能、シャンドマルス公園やトロカデロ広場・庭園からエッフェル塔を眺めることもできます。
ただシャン・ド・マルス公園の芝生が一部入場禁止となっていたり、トロカデロ庭園噴水付近が工事中のため、あまりきれいな写真は撮れないと思います。
まとめ
他にも歴史的建造物の一部が修復中であったりと、至る所で工事が行われています。
2024年オリンピックに向けてだけではないですが、工事中の建物や場所が多いのが現状です。