2024年のハロウィーンをパリで過ごすなら、観光客にぴったりの特別なイベントが満載です。
世界的に有名なディズニーランド・パリのハロウィーンフェスティバルでは、家族連れやカップルが楽しめるパレードや特別な夜のショーが開催されます。
また、セーヌ川では、恐怖体験をテーマにしたホラークルーズが催され、パリの美しい夜景と共に謎解きゲームを楽しめる没入型体験が人気です。
さらに、パーク・アステリックスやペール・ラシェーズ墓地のツアー、パリの地下墓地(カタコンベ)など、歴史と恐怖が交じる観光名所もハロウィーン仕様に変わり、特別な体験ができます。詳細をお伝えします。
ディズニーランド・パリのハロウィーンフェスティバル
10月1日から11月3日まで開催される「ディズニーランド・パリのハロウィーンフェスティバル」は、家族連れやカップルに人気のイベントです。
今年の「ハロウィーンフェスティバル」では、ミッキーやミニー、そしてディズニーヴィランズが、パーク内に恐怖と楽しさを同時にもたらします。
家族や友人と一緒に、色鮮やかなパレードや特別なナイトショーを楽しめる絶好の機会です。
ハロウィーンキャラクターとの出会い
期間中、ミッキーやミニーがハロウィーン仕様の衣装で登場し、特別な「ミッキーのハロウィーンセレブレーション」というパレードも開催されます。
パーク内では、ファンが大好きなディズニーヴィランズとの写真撮影も可能です。
マレフィセントやジャファーなどの悪役キャラクターが、パークの中心に登場し、夜にはシンデレラ城で「ディズニーヴィランズの黄昏」という壮大なナイトショーも楽しめます。
プロジェクションマッピングや噴水ショーが組み合わさった幻想的な演出が、ハロウィーンの夜を彩ります。
恐怖のアトラクションとスペシャルショー
ハロウィーン期間中は、ディズニーランドの名物アトラクション「ファントム・マナー」がさらに刺激的な内容になります。
パリのウエスタン風のお化け屋敷で、幽霊たちがゲストを迎え、背筋が凍るような体験ができます。
また、隣接するウォルト・ディズニースタジオパークの「タワー・オブ・テラー」も、このシーズンならではの特別な演出が施され、スリル満点の時間を過ごせます。
ハロウィーン限定のパレードとメニュー
「ディズニーエレクトリカル・スカイパレード」では、夜空に幽霊やカボチャが飛び交うドローンショーが登場します。
また、パーク内のレストランやショップもハロウィーン限定メニューやグッズを提供。ハロウィーンのお菓子やディズニーヴィランズをテーマにしたアイテムが揃い、特別な記念品を手に入れることができます。
ディズニーランド・パリでのハロウィーンは、秋の季節を楽しむための最高の選択肢です。
予約は公式サイト ( 仏語/英語) や、下記のようなアクティビティを利用して日本語でもできます。
セーヌ川のホラークルーズ
「Croisière Promenade Halloween – Escape Game」として知られるハロウィーンクルーズは、10月28日から11月3日までセーヌ川で開催されます。
このクルーズは、家族向けと大人向けの2つの異なるコースが用意され、幅広い世代が楽しめるイベントです。
ファミリー向け:La Croisière Maudite
「La Croisière Maudite」は、8歳から15歳までの子どもたちを対象とした、約1時間15分の体験です。
このクルーズでは、船にかけられた呪いを解くために、子どもたちは謎を解き明かしながら進んでいきます。
船内はクモの巣や骸骨で飾られ、まるでホラー映画の一場面のような雰囲気の中、謎解きが進行します。
毎日午後2時と5時に開催され、10月31日のハロウィーン当日は特別イベントも予定され、仮装して参加するのがおすすめです。
親子での楽しみに最適です。
大人向け:La Traversée des Damnés
一方で、スリルを求める大人には「La Traversée des Damnés」がおすすめです。
このクルーズは、恐怖と謎解きを兼ね備えたエスケープゲームで、1時間30分間、参加者は緊張感あふれる冒険に挑みます。
10月31日と11月1日に開催され、夜のイベントは特に暗く、冷たいセーヌ川の雰囲気が恐怖感をさらに高めます。
クルーズ中には俳優たちが登場し、リアルな演技で恐怖を演出。大人向けのこのコースは、逃げ場のない船内でのハラハラする体験を提供します。
刺激的なハロウィーンの夜を楽しむのにぴったりです。
このホラークルーズは、セーヌ川の美しい景色と恐怖の体験を組み合わせた特別イベントで、観光客にも大変人気があります。
申し込みは Bateaux parisiens の公式サイトからできます。
パーク・アステリックスのハロウィーンイベント
パリ郊外にある「パーク・アステリックス」も、10月5日から11月11日まで、毎年恒例の「Peur sur le Parc(パークでの恐怖)」としてハロウィーンイベントを開催します。
今年で16回目を迎えるこのイベントでは、家族や友人と共に、さまざまな恐怖体験を楽しむことができます。
パーク全体がハロウィーンの特別装飾で彩られ、幽霊や怪物たちが登場するアトラクションが数多く用意されています。
パーク内はお化け屋敷やストリートショー、モンスターが登場するパレードで盛り上がり、家族向けからスリルを求める大人まで楽しめる内容が揃っています。
特に恐怖を感じたい方には、4つのお化け屋敷の一つ「Les Catacombes」がおすすめです。
新しいお化け屋敷「ポンペイの地獄」
今年新登場するのは、「ポンペイの地獄」というホーンテッドハウス。古代ローマのポンペイ遺跡をテーマに、火山噴火に巻き込まれた亡霊や、灰に埋もれた骸骨、戦いに挑む血まみれの剣闘士たちが出迎えます。このアトラクションでは、恐怖を感じながらも古代ローマの世界に引き込まれるスリリングな体験が楽しめます。
人気のお化け屋敷「カタコンベ」
ファンに人気の「カタコンベ」は、最も恐ろしいお化け屋敷の一つで、暗い地下墓地を探索しながら予期しない驚きに出会う刺激的な体験ができます。
また、「アヌビスの怒り」や「3Dミッション」など、心臓の弱い人にはおすすめできないアトラクションも充実していて、恐怖を感じながら楽しむことができます。
ホラーの世界を満喫するレストラン「恐怖のビュッフェ」
園内のレストラン「Le Cirque」はハロウィーン期間中、「恐怖のビュッフェ」に変わり、恐ろしいキャラクターたちが登場し、不気味なメニューと共に恐怖のひとときを提供します。
料理も奇抜で、指の形をしたホットドッグや昆虫入りのデザートなど、見た目にも驚くようなものが揃います。
夜のスペシャルイベントとパフォーマンス
期間中には、特別なナイトイベント「Nocturnes」が開催されます。
夜の7時から深夜1時まで続くこのイベントでは、花火やパイロテクニクスを使ったショーが楽しめます。
予約は公式サイト ( 仏語/英語) や、下記のようなアクティビティを利用して日本語でもできます。
ペール・ラシェーズ墓地ウォーキングツアー
歴史あるペール・ラシェーズ墓地では、ガイド付きのウォーキングツアーが開催されます。
ショパン、バルザック、オスカー・ワイルドなど有名人が眠るこの墓地は、秋のシーズンに特に神秘的な雰囲気を漂わせます。
ハロウィーン期間中には、パリの隠れた伝説や幽霊話を聞きながら墓地を巡る体験が人気です。
パリの地下墓地 (カタコンベ)
パリで最も不気味な観光スポットの一つとして有名な地下墓地も、ハロウィーンシーズンに最適です。
数百万人分の骨が収められたこの場所では、暗く湿った地下トンネルを探索する恐怖体験ができます。
特に10月29日からは、ガイド付きの特別ツアーも開催され、ハロウィーンらしい刺激的な体験ができます。