12月のパリは、街中がクリスマスの飾りで彩られ、特別な雰囲気が広がりますが、天気は寒さが厳しくなります。
観光やショッピング、イベントを楽しむためには、しっかりとした寒さ対策が必要です。
この記事では、12月のパリの天気の特徴とおすすめの服装、訪れる価値のあるイベントについてお伝えします。
パリの12月の天気:寒さと曇りの多い日
12月のパリは、本格的な冬が訪れる時期で、気温はかなり低めになります。
日中の平均気温は10度前後ですが、寒波が来るとさらに下がり、0度近くまで冷え込む日もあります。
そして朝晩は5度前後まで下がります。
ここ数年、特に12月初旬は日中でも、5度以下の日が続いたことがありました。
このような日もあるため、寒さ対策をしっかりしておくことが大切です。
また、12月のパリは曇りの日が多く、太陽があまり出ないのも特徴です。
特に12月、1月は日照時間が短く、日の出は8時30分頃、日の入りは17時頃、そして空がどんよりとしていることが多く、日中でも薄暗い印象を受けることがあります。
そのため、湿度が高く感じられることもあり、体感温度はさらに低く感じることがあります。
服装のポイント:重ね着と防寒具が鍵
パリの12月を快適に過ごすためには、温かい服装を工夫することが重要です。
重ね着で温度調節
12月のパリでは、室内と屋外の温度差が大きくなることが多いため、重ね着をして調節できる服装が理想的です。
ヒートテックや保温性の高いインナーを着ることで、身体の熱を逃がさず、冷たい風からも守ってくれます。
その上にセーターやカーディガンを重ね、最後にダウンジャケットやウールコートなどの厚手のアウターを着用すると良いでしょう。
アウターは、風を通さない素材のものがおすすめです。
防寒小物:手袋・マフラー・帽子
手先や首元、頭部も冷えやすい部分ですので、防寒小物をしっかり準備しましょう。
手袋は風を防ぐ素材のものがおすすめで、マフラーやスカーフで首元を温かくすることで、体全体が暖かく感じられます。
また、帽子は耳を覆うタイプを選ぶと、風による冷えを防げます。
これらの小物は、気温や天候に合わせて簡単に着脱できるので、便利です。
防水仕様の靴と厚手の靴下
パリでは雪が降ることは少ないですが、雨や雪の日に備えて、防水性のある靴を履くことで足元の冷えを防ぎ、雨の日にも安心して歩けます。
ブーツタイプの靴は防寒対策としても有効で、暖かいだけでなく足首まで覆ってくれるので冷気の侵入を防ぎます。
さらに、厚手の靴下を合わせると保温性が高まり、足元から温かく過ごせます。
バッグに入れておきたい防寒アイテム
突然の寒さや雨にも対応できるように、折りたたみ傘も用意しておくと良いでしょう。
フランスでは見かけない使い捨てのカイロは、屋外に長く滞在する場合、便利かもしれません。
パリの12月のイベント:クリスマスと年末の華やかさ
12月はクリスマスや年末の行事が盛りだくさんです。以下に、特におすすめのイベントをご紹介します。
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年末のカウントダウンショー
パリの年末カウントダウンイベントは、シャンゼリゼ通りの凱旋門で盛大に行われます。
このイベントは、パリの年越しを代表する特別な瞬間で、観光客や地元の人々が集まり、新年の到来を祝います。
毎年、多くの人々がシャンゼリゼ通りに詰めかけ、この一夜限りの壮大なショーを楽しみにしています。
イベントの内容
凱旋門を舞台に繰り広げられるカウントダウンショーでは、プロジェクションマッピングが施され、凱旋門にさまざまな映像が映し出されます。
光の演出と音楽で、幻想的な雰囲気が作り出されるため、観客はまるでアート作品の中にいるような感覚を味わえます。
また、年越しの瞬間には、凱旋門周辺で花火が打ち上げられ、新年の到来を祝う華やかな光景が広がります。
この光と音のショーは、世界中から訪れる観光客にとっても大変人気があり、パリならではの年越しを体験する貴重な機会です。
当日のシャンゼリゼ通りの様子
当日は、シャンゼリゼ通りが歩行者天国となり、多くの観光客や地元の人々が行き交います。
街中にあるカフェやレストランも深夜まで営業しており、家族や友人と集まって新年を迎える準備をしている人々で賑わいます。
エリア全体が新年への期待とお祝いムードに包まれ、カウントダウンが近づくとさらに盛り上がりを見せます。