バターやチーズ

パリからバターやチーズを持ち帰る方法:知っておきたいコツと注意点

フランスのお土産として人気の高いバターやチーズは、日本で購入すると高価なため喜ばれます。
しかし、冷蔵食品を持ち帰るのは特に暑い夏には大変です。それでも、実際に持ち帰る人は少なくありません。
本記事では、バターやチーズを持ち帰った実体験と、専門店のスタッフから聞いた情報をもとに、安全かつ効果的な持ち帰り方法についてご紹介します。

パリでバターとチーズの購入おすす店

パリには、バターやチーズのおすすめ店がたくさんありますが、以下いくつかご紹介します。

今パリのデパートやスーパーマーケット、観光客の多い商店街は、日曜日も営業するようになり便利になりました。

ラ グランド エピスリー ド パリ (ル・ボン マルシェ 食品館) 
La Grande Épicerie de Paris

パリ左岸にある、「ル・ボン マルシェ」デパートの 食品館、ラ グランド エピスリー ド パリ。高級感漂うスーパーマーケットとして、お土産になる商品が沢山あります。

特にチーズの選択は豊富で、フランス国内外の様々な種類のチーズを取り揃えています。

また、バターも新鮮で高品質なものが手に入ります。

住所 : 38, rue de Sèvres 75007 Paris

営業時間 : 月曜 - 土曜 : 10:00 - 20:00 日曜: 10:00 - 20:00

チーズ専門店 久田 La Fromagerie Hisada Paris

日本人経営のチーズ専門店で、バターも購入できます。

日本語で質問でき、美味しく食べるための梱包の仕方なども教えてもらえ便利で、口コミも良いのでおすすめです。

住所 : 47 Rue de Richelieu, 75001 Paris

営業時間 :火曜、木曜、金曜、土曜 : 11:00 -19:00 水曜 : 15:00 -19:00 日曜 月曜 : 定休日


ラ・フロマジェリー・デュ・ルーヴル La Fromagerie du Louvre

「サマリテーヌ」デパートの近くに数年前にオープンしたチーズ専門店。

質の高いフランス産チーズを愛する人達から高評価を得ているショップで、日曜日も10時から14時まで営業しています。

店のウインドーには、フランス全土のチーズが並び、日本に持ち帰るのに向かないチーズは、滞在中に試食するのもおすすめです。

住所 : 54 Rue de l'Arbre Sec, 75001 Paris

営業時間 : 月曜 10:00 - 14:00 / 16:00  - 20:00 火曜- 土曜 : 10:00 - 20:00 日曜: 10:00 - 14:00

スーパーマーケット ・モノプリ Monoprix

日本でも人気、エコバッグのお土産でも有名になった、お洒落なスーパーマーケット「モノプリ」。

日本で人気のエシレバター(大きさも大小選べます)を始め、お土産になりそうな、バターやチーズの他、人気のクスミティーやラ・メール・プラールのクッキーなど、このスーパーマーケットだけでもお土産が、簡単に見つかります。

専門店で買うより多少安いので、時間がない場合に便利です。

パリ市内に沢山ありますが、以下大きなモノプリがおすすめです。平日だけでなく、日曜日も朝早くから夜遅くまで営業しています。

モンパルナス店 ( コロナ時に改装工事が行われ、店内も広く品数も多い)

31 RUE DU DEPART, 75014 PARIS 

営業時間 : 月曜 - 日曜 08:00 - 23:40

ボーグルネル店

19 RUE LINOIS, 75015 PARIS 

営業時間 : 月曜 - 日曜 08:00 - 23:00

オペラ店

23 AVENUE DE L'OPERA, 75001 PARIS

営業時間 : 月曜 - 日曜 08:00 - 22:00

バター・チーズを持ち帰る際の保存方法とパッキングのコツ

私がバターとチーズを日本に持ち帰ったのは、冬だったため、保冷剤なしでも大丈夫でした。

トランクに入れる直前まで、冷凍させ、保冷バッグに入れて持ち帰りましたが、それでも日本到着後、トランクから出した時には、冷たい状態ではなかったです。

フランスでは日本のように、どこでも保冷剤が売っていないため、日本からお持ちになることをおすすめします。

保冷剤でも、特に暑い季節は、100均の保冷剤ではなく、保冷力の高い保冷剤がおすすめです。

飛行中は問題なくても、空港までの時間や、空港でチェックイン後から上空に飛び立つまでの時間、日本到着後も荷物を受け取り自宅までの時間が長いです。

このロゴス社の保冷剤は、アマゾンベストセラーとなっています。

チーズは、ハードタイプがおすすめです

ハードタイプのチーズでおすすめしたいのが、コンテ(Comté)とグリュイエール(Gruyère)。コンテは熟成度合いによって味が異なり、フランスでも大人気のチーズです。

日本で冷凍せず、冷蔵庫で保存する場合

  • パリの滞在先に冷凍庫がある場合は、バターやチーズをトランクに入れる直前まで冷凍します。
    冷凍庫がない場合は、野菜などの冷凍食品をスーパーマーケットで出発当日に購入して、保冷効果に使う方法もあります。
  • 専門店で購入した量り売りチーズなどの場合は、真空パックにしてもらいます。酸化を防ぎ、食品の鮮度を保つのに効果的です。
    スーパーマーケットでは、真空パックの状態で売られているチーズを選び、そのままジップロックバッグに入れます。これにより、臭い漏れを防ぎます.。
  • バターは梱包されたまま、その上からサランラップなどで包み、ジップロックバッグに入れます。
  • ジップロックバッグに入れたバターやチーズを、保冷剤と一緒に保冷バッグに入れます。保冷バッグはスーパーなどで手に入ります。
    私はアイスクリーム用の保冷バッグを使いました。
  • 暑い季節は外気からできるだけ遮断するために、周りを衣類などで覆い、バターやチーズの温度をできるだけ低く保つようにします。

少しずつ食べるため、日本で冷凍して保存したい場合

バターやチーズをあまり使わない場合、賞味期限も限られるため食べきれませんね。

フランスのサイトによると、バターやチーズは冷凍しても問題ないそうです。

日本で冷凍して保存したい場合は、フランスで冷凍できないため、トランクに入れるまで、チーズやバターを冷蔵庫で保管します。

手順は上記と同様です。

日本に到着後、小分けして冷凍する場合の注意点です !

チーズ専門店の人によると、サランラップでチーズやバターを直接包むと、サランラップの化学物質のせいで、チーズやバターの匂いや味が変わることがあるらしいです。

小分けして冷凍したい場合は、サランラップではなく、クッキングシートのようなもので包むのがおすすめです。

バターやチーズをお土産にしたい場合は、保冷剤と保冷バッグ、ジップロックバッグを日本からご持参くださいね。

特に夏の季節は効果の高い保冷剤がおすすめです。

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