世界中の芸術愛好家にとって必見の目的地であるパリの象徴的なルーヴル美術館。
2024年のパリオリンピック期間中の公共交通機関の料金値上げに続き、ルーヴル美術館も2024年から入場料値上げを公表しました。
新料金詳細と理由についてお伝えします。
パリ・ルーヴル美術館 入場料値上げ
2024年1月15日よりパリで最も訪問者の多いルーヴル美術館の入場料が変更になります。
一般 オンライン予約購入 17 € => 22 € |
一般 窓口購入 15 € => 22 € |
18歳以下、26歳以下EU域内居住者、身体障碍者、失業者、美術関係者、ジャーナリスト 無料 |
オンラインと窓口購入の料金が同じになります。
今までオンライン購入が高かったのは、入場口で待つ必要がなく予約した時間に入場できたためですが、今後料金が同一となるため、長い待ち時間を避けるためにもオンライン購入をおすすめします。
公式サイトのオンライン予約購入はユーロでフランス語か英語ですが、日本語、日本円で事前にチケット予約購入ができ、24 時間前までのキャンセルは全額返金のアクティビティを利用して優先入場する方法もあります。
公式サイトの事前予約購入はキャンセルの場合返金されません。
観光客に人気のアクティビティです。
ルーヴル美術館への優先入場、そして広い美術館内、限られた滞在時間を有効に使うために、日本語案内で、最初にレオナルド・ダ・ヴィンチ作の名画「モナ リザ」を鑑賞しその後自由行動。
ルーブル美術館への予約入場とセーヌ川のリバー クルーズがセットになったアクティビティ。
選択した時間帯のルーブル美術館の予約済みアクセス チケットが事前に入手でき、広いルーヴル美術館で疲れた後、クルーズ船に乗りながらゆっくりとパリの街を観光できます。
パリ・ルーヴル美術館 値上げの背景と目的
この値上げの主な理由として、ロシアとウクライナの戦争に起因するエネルギー費用の増加が挙げられます。
また、コロナ後の2022年以降、来館者数は増加しているものの、2019年以前の収益水準にはまだ回復していません。美術館は、館内の修理や訪問者の快適さを保つために、より多くの資金を必要としているのです。
この美術館の訪問者の三分の二が外国人観光客ですが、入場料が上がっても「モナ・リザ」や「サモトラケのニケ」を鑑賞することをためらわないとルーヴル美術館は考えているようです。
一方で、この措置はインフレに打撃を受けているフランス人やパリ在住の訪問客が減る可能性があります。
パリ・ルーヴル美術館 開館日と時間、アクセス
開館日と時間
火曜日を除く毎日 9時~18時 (最終入場時間17時 )
金曜日 9時~21時45分
12月24日、31日は17時で閉鎖
閉館日
火曜日、1月1日、5月1日、12月25日
アクセス
Pyramide du Louvre : チュイルリー公園横のガラスのピラミッド
Carrousel ( 地下1階) : 99 rue de Rivoli, 75001 Paris
メトロ : 1,7 号線 Palais Royal - Musée du Louvre
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