南仏サントロぺの、ディオールレストランとタルト・トロペジエンヌ

南フランス・サントロペの名前を聞いたことがある人は多いと思います。

小さな港街だったサントロペは、1950年代にフランスの大女優ブリジット・バルドーの主演映画 "素直な悪女"が大ヒットし、一躍有名になりました。

毎年夏のヴァカンスシーズンになると、世界各国から有名人が訪れ、観光客で賑わうこの街でぜひ立ち寄りたいのが、ディオールのカフェレストラン Dior Des Lices (ディール・デ・リス)と名物タルト・トロペジエンヌの店です。

Dior Des Lices (ディール・デ・リス)

港から少し歩いた高級ブティックの集まるフランソワ・シビリ通りにあり、邸宅を改装した室内はディオールのブティック、緑に囲まれた外のテラス席で食事ができるようになっています。

カフェレストランなので、食事をしなくてもコーヒーとデザートを楽しみながら、素敵な空間の中で寛げます。

夏はヴァカンス客で混み合うので、事前に予約することをお勧めします。

13 Rue François Sibilli, 83990 Saint-Tropez, ☎ +33 (0)4 98 12 67 65


レストランの口コミ情報は、こちらのサイトでも見られます。評価はとてもいいです。

レストランのメニューもサラダやパスタの他、肉、魚料理と色々あります。

値段はアラカルトで、20 -40 EUR、少し高めですが、ディオールの食器やカトラリーで庭園を眺めながらとる食事は、旅の良い思い出となることでしょう。朝食も可能で人気があります。

Tarte Tropézienne タルト・トロペジエンヌ

ブリオッシュにクリームをたっぷり挟んだ丸い形のお菓子で、ポーランド移民のアレクサンドル・ミカが、サントロペにパン屋を開き作っていたこのお菓子を、1955年映画撮影中にブリジット・バルドーが食べて気に入ったことから、トロペジエンヌ(サントロペの女性)の名前が付けられました。

店はディオールレストランの近くにあります。


Bd Vasserot, 83990 Saint-Tropez ☎ +33 (0)4 94 97 94 25

こちらが画像も綺麗な公式サイトとなっています。

クラシックなバニラクリームから、今では、レモン・ラズベリー・チョコレート・コーヒークリームと種類が増えています。

ブリジット・バルドーのおかげて、サントロペの名物となったことから、フランス人の憧れる夏の高級リゾート地のイメージで、パリのパン屋でも夏が近づくと真似をして、このタルトを売っています。

注意点

サントロペ
サントロペのシャネル

サントロペは、フランス人だけではなく、世界中から有名人や観光客が夏のヴァカンスを過ごしたい理想のリゾート地として集まってきます。

別荘を持っている人たちは、自分の船やヘリコプターを利用してアクセスしているようです。

残念なことにニースやカンヌのように、付近に鉄道が通っていないため、車で行く場合、夏は大変な渋滞に巻き込まれます。

公共交通機関として、ニースや、カンヌ、モナコなどからサントロペ行きの船が出ているので、夏は車ではなく、船を利用することをお勧めします。
一番近いカンヌから船で1時間30分くらいです。

サントロペ近辺かカンヌのホテルに泊まるのが便利ですね。

ニース、カンヌ、モナコのビーチに関しては、別の記事に書いています。併せてご覧くださいね。

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