パリのモンマルトルには、「沈む家(Sinking House)」と呼ばれる不思議な写真が撮れる場所があります。
この場所では、家が本当に沈んでいるわけではありませんが、少し工夫して写真を撮ると、家が傾いているように見えるんです。
観光客に人気のこのスポットで、特別な1枚を撮ってみませんか?
この記事では、モンマルトルの「沈む家」の場所や写真の撮り方について詳しく紹介します。
また、モンマルトルの階段を上らず、楽に見学できる方法については、別の記事でご紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。
モンマルトルとは?
モンマルトルは、パリの中でも特に観光客に人気の高いエリアです。
このエリアは、サクレ・クール寺院やアーティストたちが集まるテルトル広場、「ラ・メゾン・ローズ」などのカフェなどで知られています。
また、パリの街を一望できる絶景ポイントでもあります。
モンマルトルには古い街並みや歴史的な建物が多く、歩くだけでフランスの雰囲気を味わうことができます。
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「沈む家」はどこにある?
「沈む家」は、モンマルトルのサクレ・クール寺院のすぐそばにあります。
寺院の階段を上る前に、見晴らしの良い場所があり、その右側に斜面に沿って建てられた茶色い家が見えます。
丘が坂になっているため、カメラの傾きによって見え方が変わってきます。
カルディナル・デュボア通り ( Rue du Cardinal Dubois 75018 Paris) 、サクレクール寺院前の階段右側です。
赤いピンのある場所です。
写真の撮り方のコツ
「沈む家」を撮影する際は、少しカメラを傾けて撮るのがコツです。
まず、普通に家の写真を撮り、次にカメラを左右どちらかに傾けてみましょう。そうすると、家が斜めに沈んでいるような効果が出ます。
また、モンマルトルの坂道が自然に背景として使えるので、立体感のある写真が撮れるのも魅力です。
何枚か試してみて、自分だけのベストショットを見つけてください。
どうして「沈む家」が人気?
「沈む家」が人気なのは、この不思議な見え方にあります。
普通の家が、写真の撮り方一つでまるで沈んでいくように見えるという点が、SNSでも大きな話題になっています。
また、サクレ・クール寺院を訪れる観光客の多くが、このスポットで写真を撮っていきます。
写真を友人や家族と共有すれば、パリ旅行の楽しい思い出として残すことができるでしょう。
モンマルトルでの注意点
モンマルトルは観光客が多いエリアなので、スリなどに注意が必要です。特に写真撮影に集中していると、バッグなどを盗まれやすくなるので、貴重品はしっかりと管理しましょう。
また、モンマルトルの丘は坂や階段が多いので、歩きやすい靴を履いていくのがおすすめです。
さらに、観光シーズンには混雑することが多いので、朝早い時間に訪れると、比較的ゆっくりと観光できるでしょう。