2月のパリは冬の終わりに向かう時期で、寒さが続くものの、春の兆しが感じられることもあります。
平均気温は最低3℃、最高9℃で、朝晩は冷え込みやすく、日中も防寒対策が必要です。
雪はほとんど降りませんが、曇りの日が多いのが特徴です。
この記事では、2月のパリの気温や服装のポイント、そして開催されるイベントについて詳しく解説します。
旅行の準備を万全にし、パリの冬を快適に楽しみましょう。
2月のパリの気温と天気の傾向
平均気温と寒さの特徴
2月のパリはまだ冬の寒さが続く時期です。平均気温は以下の通りです。
- 最低気温:3℃
- 最高気温:9℃
朝晩は氷点下近くになることもあるため、防寒対策が必要です。昼間は晴れていれば体感温度が上がりますが、曇りの日が多いため、気温以上に寒く感じることもあります。
日照時間と日の長さ
2月は冬至を過ぎ、少しずつ日が長くなっていきます。
- 日の出:8時頃
- 日の入り:18時頃
1月と比べると、日照時間が延び、夕方の景色を楽しむ時間が長くなります。
2月のパリ旅行におすすめの服装
基本の服装
2月のパリは冬の寒さが続くため、防寒対策が必須です。
- コート(ウールコートやダウンジャケット)
- 厚手のセーターやニット
- ヒートテックなどのインナー
- 長ズボン(デニムや厚手のパンツ)
- 手袋・マフラー・帽子
靴の選び方
雨が降ることもあるため、防水性のある靴が安心です。
- 防水仕様のブーツ
- 滑りにくい靴
室内と屋外の温度差に注意
カフェやレストラン、デパートなどの屋内は暖房が効いているため、脱ぎ着しやすい服装を意識すると快適に過ごせます。
2月のパリの主なイベント
クレープの日(2月2日)
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バレンタインデー(2月14日)
バレンタインデーにはカップル向けのイベントや特別メニューを用意するレストランが多くなります。
フランスでは、男性が女性に花、特にバラの花束を贈るのが習慣で、日本のようにチョコレートを贈る文化はありません。
この日になると、パリの花屋には赤いバラの花束が並び、街全体がロマンチックな雰囲気に包まれます。
パリ・カーニバル(3月2日)
「パリ・カーニバル(Carnaval de Paris)」は、毎年盛大に開催される伝統的な祭りです。
2025年は3月2日(日)に行われ、「Promenade du Bœuf Gras」として知られる牛肉祭りの行進が特徴です。
- 開始時間:13:00(Place Gambetta, Paris 20区)
- パレード開始:14:00
- ルート:
- Avenue Gambetta(メニルモンタン方面)
- Place Auguste-Métivier
- Boulevard de Ménilmontant
- Boulevard de Belleville
- Rue du Faubourg-du-Temple(左折)
- Place de la République(到着予定:18:00)
- その後、20:00まで広場でフェスティバルが続きます。
パリの街を華やかに彩るパレードを楽しみたい方におすすめのイベントです。
国際農業見本市
フランス最大の農業見本市で、フランス最大の農業見本市で、2025年は2月22日から3月2日まで、パリ15区 Porte de Versailles にある展示場 で開催されます。
フランス各地の農産物やチーズ、ワインが集まり、試食や購入が可能です。食文化に興味がある人にはおすすめのイベントです。
まとめ
2月のパリは寒さが続くものの、観光客が比較的少なく、落ち着いて街を楽しめる時期です。曇りがちの天気が多いため、防寒対策をしっかりして出かけることが大切です。
クレープの日やバレンタインデー、カーニバル、農業見本市などのイベントもあるため、興味のあるものを事前にチェックしておくと、より充実した旅になります。
しっかり準備をして、2月のパリ旅行を楽しみましょう!