フランス旅行必須持ち物リスト|安全で快適な旅のための準備ガイド

フランス旅行を計画中ですか? 美食、歴史的建造物など魅力がいっぱいのフランスは、人気の旅行先です。

しかし、日本と比べると治安も悪く、事故が起こらないとも限らず、フランスで快適に過ごすためには、準備が必要です。

この記事では、フランス旅行に必須の持ち物・チェックリストを紹介します。

忘れてはいけない基本アイテムや、フランスならではの特別な持ち物、おすすめのアイテムをわかりやすく解説します。

事前準備をしっかりと行い、フランス旅行をお楽しみください。

フランス旅行必須リスト 書類・貴重品

パスポートの残存有効期限

パスポートの残存有効期限は、どこの国も3か月~6ヶ月必要ですが、フランスの場合、3か月以上+滞在日数のパスポートの有効期限が残っているか、確認してください。

最大90日までヴィザ無しで滞在できます。

スリが多いので、身分証明書が必要な時以外は、パスポートは観光中は持ち歩かず滞在先の安全な場所に保管し、コピーを身分証明書として持ち歩く方が無難です。

保管場所がない場合は、ハンドバッグではなく、首から掛けられるネックポーチが便利です。

特にPacSafeの「RFIDブロッキングネックポーチ」は、スキミング対策も施されていて、クレジットカードやパスポートを安全に保管できます。

スキミングとは、クレジットカードやパスポートなどに埋め込まれているRFID(無線識別)チップから、無線通信を通じて情報を不正に読み取ることで、カードの番号や個人情報が盗まれる可能性があります。

例えばスキミング犯は、特定の装置を使いカードや個人情報を遠隔で読み取り、物理的にカードなどを持っていなくても不正に使用できるようになります。
RFIDブロッキングネックポーチ」は、RFIDチップの通信を遮断する特殊な素材を使い、情報の無断読み取りを防ぐ効果があります。

旅行中や公共の場など、スキミングのリスクが高まる環境では、こういった対策が個人情報を守るために有効です。

クレジットカードと現金(ユーロ)

コロナ以降、少額でもクレジットカードのタッチ決済で支払える商店が増えました。

今パン屋でもクレジットカードで支払えます。

しかし小さい商店やマルシェなどでは、クレジットカード払いの場合、最低額が15€からでないと不可能な場合もあります。

少額の現金は持っていた方が便利です。

ただスリも多いので、フランス人は殆ど現金を持ち歩きません。私もお財布に20€以上は入れないです。

クレジットカードとしては、国際ブランド(VISAやMasterCard)が便利です。フランスの銀行系クレジットカードではVISAが多いです。

海外旅行保険の証明書

万が一の病気や怪我、盗難、フライトキャンセルなどに備えるため、海外旅行保険は必須です。

証明書を紙で持参するか、スマートフォンにデジタルコピーを保存しておくと便利です。

保険が必要な時は、病気や盗難などで慌てているため、保険証の番号や保険会社の緊急連絡先をすぐに確認できるよう控えておくことをおすすめします。

年会費が無料で、海外旅行保険が付帯している【エポスカード】 はとても便利です。

保険の補償内容も無料とは思えないほどトップクラスで、フランスの全てのショップで利用できるVISA加盟店で使えるため、フランス旅行におすすめのクレジットカードです。

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フライト情報・予約確認書類(eチケット)

航空券のeチケット (電子航空券) は、搭乗手続きやチェックイン時に必要です。

デジタル版をスマートフォンに保存しておくだけでなく、印刷して持参すると、万が一スマホのバッテリーが切れた場合にも安心です。

ホテルの予約確認書

ホテルやAirbnbなどの宿泊先でのチェックイン時に予約確認書を求められることがあります。

現地での住所確認にも役立つため、印刷しておくか、スマホに保存しておくことをおすすめします。

フランス旅行必須リスト 便利な日用品 

モバイルバッテリー

旅行中、スマートフォンやカメラ、タブレットのバッテリーは意外と早く消耗します。

特に観光地でマップやカメラアプリを頻繁に使用するため、モバイルバッテリーがあると安心です。

機内持ち込み可能なバッテリー容量:

100Wh以下のモバイルバッテリーは、個数制限なく持ち込み可能です(ただし、航空会社によって異なる場合があります)。

100Whを超え、160Wh未満のバッテリーは、通常は2つまで持ち込み可能です。

160Whを超えるバッテリーは、基本的に機内持ち込みが禁止されています。

容量: 10000mAh(約37Wh)おすすめのモバイルバッテリー(機内持ち込み可能)

eSIM

eSIMは、スマホに物理的なSIMカードを差し替えなくても、オンラインで簡単に現地のモバイル通信サービスを利用できるため便利です。

eSIMを使うことで、現地の通信サービスを利用できるため、ローミング料金 ( データ通信、通話、SMSなどにかかる費用 ) を抑えながら通信ができる点が魅力です。

Airaloは、ヨーロッパで人気のeSIMで、短期滞在にも長期滞在にも対応した様々なデータプランがあります。

Wi-Fiルーター

フランスでは街中でフリーWi-Fiを使える場所もありますが、通信が不安定なことも多いです。

特に動画の視聴やオンラインマップの使用をスムーズに行いたい場合、ポケットWi-Fiがあると便利です。

また、eSIMに対応していないデバイスや、複数のデバイスをインターネットに接続したい場合にWi-Fiルーターが役立ちます。

おすすめ海外Wi-Fi

グローバルWiFi

広範囲の国で利用可能なWi-Fiレンタルサービスで、フランス旅行にも最適です。こちらも無制限プランや、複数デバイスを同時接続できるプランが用意されています。日本国内の主要な空港で受け取ったり、事前に自宅へ配送することができ、帰国時には空港で返却できる便利さも人気の理由です。

SakuraMobile海外Wifi

フランスを含む多くの国で利用可能で、渡航前に予約すれば自宅や空港で受け取り、簡単にWi-Fi環境を整えられます。無制限プランもあり、データ容量を気にせず使えるのが大きなメリットです。サポートも日本語対応なので、海外旅行初心者にも安心です。

Wi-FiとeSIMの使い分け

eSIMをスマホに入れれば基本的に通信は可能ですが、Wi-Fiルーターもあると便利な理由があります。

複数デバイスの接続: スマートフォン以外にも、タブレットやノートパソコンを持ち歩く場合、Wi-Fiルーターがあるとこれら全てのデバイスを同時にインターネットに接続できます。

データ量の節約: eSIMプランはデータ容量に制限がある場合が多いので、Wi-Fiルーターを利用することで、データ容量を節約することができます。特に、動画のストリーミングやデータ量の多い作業をする際に有効です。

通信の安定性: 地域によっては、Wi-Fiルーターの方がeSIMよりも通信が安定することがあります。特に、フランスの地方部や観光地では、Wi-Fiルーターの方が確実な接続を確保できることも。

変換プラグ

フランスの電圧は日本と異なり、230Vのため、日本の電化製品や電子機器をそのまま使用することはできません。

また、プラグの形状も日本とは異なります(Cタイプ)。変換プラグを用意しておくと、ホテルやカフェなどで充電が可能になります。

TESSAN 変換プラグアダプターは、Cタイプを含む複数のプラグ形状に対応し、USBポートも搭載しているため、一度に複数のデバイスを充電できます。コンパクトで持ち運びにも便利です。

携帯用消毒液 消毒ウェットティッシュ

旅行中は、公共交通機関や観光地など多くの人が触れる場所に接触する機会が多く、特にフランスの観光地では手洗いがすぐにできないことも多いため、手指を清潔に保つためにも携帯用消毒液は大変便利です。

特にスマートフォンは常に手で触っているため、スマートフォンの消毒に便利な携帯用消毒液や消毒ティッシュは、スマホを清潔に保つのに役立ちます。

マスク

コロナウイルスも収まり、フランスではマスクをしている人は殆ど見かけず、コロナ以降スーパーや薬局で大量に販売されていたマスクは、かなり少量となりました。

公共交通機関が混んでいる時や、大勢の人が集まる室内で心配な方は、マスク持参をおすすめします。

携帯用洗濯洗剤

長期滞在や急に汚れてしまった衣類をすぐに洗いたいときに便利です。小さなボトルに入っていて、手洗いで簡単に衣類を洗えるタイプが旅行者に人気です。

トラベルサイズのスキンケア・コスメ

長時間のフライトや、フランスの乾燥した気候に対応するために、しっかり保湿ができるスキンケアアイテムを持参すると便利です。

折りたたみ傘

フランスでは、天候が突然変わりやすいため、観光中に急な雨に備えておくと安心です。コンパクトな折りたたみ傘があれば、バッグに入れても邪魔にならず、急な雨にも対応できます。

気温差に対応する衣類

フランスの気候は季節や地域によって変動が大きく、日中と夜間で気温差が激しいことがあります。特に春や秋は、朝晩は寒く、日中は暖かくなることが多いため、重ね着がしやすい衣類が便利です。

おすすめのアイテム

  • 軽量ダウンジャケット: 薄手でありながら保温性が高く、寒い時にすぐに羽織れます。ユニクロの「ウルトラライトダウンジャケット」は、コンパクトに折りたためるため、バッグに収納できて便利です。
  • ストールやスカーフ: 昼と夜で気温が変わる際に首元を温めるために使え、また、ちょっとしたファッションアクセントにもなります。
  • ヒートテックインナー(ユニクロ)は、軽量で体にフィットし、寒い時に体を暖かく保つことができます。
    薄手なので、重ね着してもかさばらず、朝晩の寒さ対策に適しています。

歩きやすいスニーカーとサングラス

フランスの街は石畳や坂道が多く、歩く距離も長くなりがちです。歩きやすくてクッション性のあるスニーカーは、観光中の疲れを軽減してくれます。

特に日差しの強い夏は、目を保護するためにもサングラスは必要です。

フランス人は、冬でもお天気の良い日はサングラスをかけています。

スーツケースと機内グッズ

機内

スーツケース 

海外旅行用のスーツケースを選ぶ時、特に飛行機の貨物室に預ける場合は、スーツケースが手荒く扱われることがあるため、私は耐久性や安全性を重視します。

そしてキャスター( 小さな車輪)の部分が、ダブルキャスター(各脚に2つの車輪が付いている) の方が、安定性があり石畳などでもスムーズに移動できます。

耐久性の面では、ハードタイプのスーツケースで、特に、ポリカーボネート製のスーツケースは、軽量でありながら耐久性が高いので、衝撃や荷物の積み重ねによるダメージを防げます。

安全面では、海外旅行では、TSAロックの備わったスーツケースがおすすめです。

TSAロックとは、アメリカ運輸保安局(TSA: Transportation Security Administration)が承認した特殊な鍵付きのロックシステムで、通常の鍵付きのスーツケースを検査する場合、鍵を壊して開ける必要がありますが、TSAロックが付いているスーツケースであれば、TSA職員がマスターキーを使用して鍵を開け、中身を確認することができるため、スーツケース自体を破壊されるリスクが低減されます。

キャスター、耐久性、安全面を考えると、壊れたり壊される危険のあるスーツケースよりも、信頼できるメーカーの物を購入して長く使う方がコスパがいいと思います。

私は、サムソナイト( Samsonite) か、デルセー(DELSEY)をよく選びますが、最近は【デルセー(Delsey)】 の方が多いです。

どちらも世界第1,2 位を争う評判の良いメーカーですが、デルセー(DELSEY) の方が、スーツケースの内側も、小物や衣類を効率よく整理できる機能が充実し実用的で使い勝手が良いデザインなことと、価格もサムソナイト( Samsonite) より手頃で、長期的に使用することを考えると.コストパフォーマンスに優れています。

ハードタイプで、ポリカーボネート製、傷や汚れが付きにくく、TSAロックを装備、ダブルキャスター付き、そして内装部分が洗濯可能と全て揃っているデルセー(DELSEY)スーツケース SECURITIME FRAME は、とても人気がありおすすめです。

機内グッズ

フランスまでのフライトは長時間にわたるため、機内で快適に過ごすためのアイテムがあると便利です。

首の疲れを軽減し、エコノミークラスで混んでいる時に重宝するのが、このカブートラベルネックピロ (Cabeau Evolution S3) です。

これは旅行好きの日本人ユーチューバーが使っているのを見て、私も購入しましたが、首が横に倒れず、首をしっかりサポートし、狭い機内でも快適に眠れます。

さらに、アイマスクと耳栓のセットで、光や音を遮断し、リラックスした時間を過ごせます。

機内エンターテイメントグッズ

飛行機内の映画や音楽だけでは飽きてしまうこともあるため、電子書籍やオーディオブックなどを持っておくと便利です。

Amazonのオーディオブック、電子書籍、ミュージックなら、30日間無料体験ができ、スマートフォンにアプリをインストールして機内モードで利用することができます。

旅行前に各サービスを登録して機内で利用し、気に入らなければ無料体験期間中に解約すれば、料金はかかりません。

機内でおすすめ

Amazon Audible (オーディオブック)

Audibleは、あらかじめダウンロードしたオーディオブックを機内モード中でも問題なく再生することができます。
登録後、気になるオーディオブックをスマホにダウンロードしておけば、オフラインで楽しむことができ、データ通信料が発生せず、バッテリーが節約できます。

無料体験:  新規登録ユーザーは、30日間無料でオーディオブックを楽しむことができます。期間中に1冊無料でオーディオブックを選べます。

Amazon Music Unlimited (アマゾン・ミュージック)

Amazon Music Unlimited も、楽曲やプレイリストを事前にダウンロードしておけば、オフラインで音楽を楽しむことができます。機内モードにしても、ダウンロードした音楽を再生することに問題はありません。

無料体験: 新規ユーザーには30日間の無料体験が提供され、期間中に何百万もの楽曲を広告なしで聴くことができます。プライム会員ではない場合、さらに4か月無料キャンペーンが行われることもあります。

Amazon Kindle Unlimited(電子書籍)

Kindle Unlimitedでも、多くの本をダウンロードしてオフラインで読むことができます。フライト中、機内モードでもダウンロード済みの書籍を読むことが可能です。

無料体験: 新規登録ユーザーは、30日間無料でKindle Unlimitedのサービスを利用できます。数百万冊の電子書籍やマンガ、雑誌をダウンロードして読むことができます。

フランス旅行中現地で便利な物

パリ

Navigo Easy (ナヴィゴ イージー)

パリとその近郊で地下鉄、RER( パリ近郊高速鉄道 ) 、バスなどの公共交通機関を利用したい場合、交通系ICカード Navigo (ナヴィゴ)を購入して、切符をチャージして利用します。

一時的にしか利用しない人向けの Navigo は 【Navigo Easy】 (ナヴィゴ イージー)です。

スマホのアプリからNavigo (ナヴィゴ)なしで切符をチャージすることもできます。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

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OMIO ( 地方、ヨーロッパ旅行)

【OMIO】 は、フランスの地方や、他ヨーロッパの国に行きたい時に、鉄道、バス、飛行機、フェリーの料金と時間、出発と到着場所が一瞬でわかるため、検索時間がかからず簡単に比較でき、とても便利です。

気に入った料金と時間帯を見つけた場合はそのままアプリやサイトで予約でき、日本円での支払いも簡単にできます。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

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フランス・パリ旅行ガイドブック

一冊まとまったガイドブックがあるとやはり便利です。

パリ在住者としておすすめのガイドブックは、【地球の歩き方】です。他ガイドブックより、内容がまとまりわかりやすいと思いました。

日本で出版されているガイドブックの内容を知りたく、私も日本帰国時に購入しました。

常備薬

旅行中の体調不良に備えて、普段から飲んでいる常備薬を忘れずに持参しましょう。

解熱、鎮痛剤などは、処方箋なしで薬局で簡単に購入できますが、処方箋がないと購入できないような薬は必携です。

フランスでは、日本と異なる薬の成分や規制があるため、必要な薬は事前に準備しておくと安心です。

最後に

日本帰国時、空港での入国手続きをスムーズにするために、Visit Japan Webへの事前登録がおすすめです。

このWebサービスは、検疫・入国審査・税関申告をまとめて管理できるため、必要な書類を事前に登録することで手続きが簡単になります。

フライト情報や健康状況を入力しておけば、空港での待ち時間を短縮できます。

Visit Japan Web 登録のポイント:

  • フライト情報、パスポート情報を入力
  • 検疫情報や健康状況の事前申告
  • 税関申告書のオンライン提出も可能

フランス旅行の準備に加えて、帰国後の手続きも忘れずに準備し、スムーズな旅行を楽しんでください。

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