2025年春現在、パリの人気観光地では複数の場所で工事が行われています。
アレクサンドル3世橋周辺の整備、エッフェル塔前のシャン・ド・マルス公園、トロカデロ庭園では、フェンスや仮囲いが設置され、写真撮影や移動に影響が出ることも。
また、パリ市庁舎前の広場では50本の木を植える大規模な緑化プロジェクトが進行中です。
本記事では、現地の最新状況や工事期間、観光への影響を詳しくご紹介します。パリ旅行を予定されている方は、ぜひ参考にしてください。
アレクサンドル3世橋周辺 Pont Alexandre III

パリで大人気のアレクサンドル3世橋、特にフォトスポットとなっているエッフェル塔の見える側は、工事のため閉鎖され、歩行者は反対側しか通れません。
さらにセーヌ川沿いの散歩道としても人気の「クール・ラ・レーヌ」と「クール・アルベール1世」では、現在大規模な整備工事が行われています。
木が植えられている場所や歩道の整備が行われ、工事期間中は一部エリアにフェンスが立てられ、仮設の歩道や自転車道が設置されています。
近くにはアレクサンドル3世橋やコンコルド広場、アンヴァリッドもあり、多くの観光客が訪れるエリアです。
景観や通行ルートに影響があるため、訪問時は注意が必要です。
クール・ラ・レーヌ(Cours la Reine)の場所
位置: パリ8区、アレクサンドル3世橋からコンコルド広場までのセーヌ川沿い
最寄り駅: メトロ1・8・12号線「コンコルド(Concorde)駅」またはメトロ13号線「シャンゼリゼ・クレモンソー駅」
特徴: 並木道と緑地が続く遊歩道で、美術館(プチ・パレ、グラン・パレ)にも近いエリア
クール・アルベール1世(Cours Albert Ier)の場所
位置: アレクサンドル3世橋からアルマ橋(Pont de l’Alma)方面へ向かうセーヌ川沿い(8区と16区の境目付近)
最寄り駅: メトロ9号線「アルマ・マルソー(Alma-Marceau)駅」
特徴: 各国の彫像や記念碑が点在する、散歩にも写真にも人気の静かなエリア
エッフェル塔前のシャン・ド・マルス公園 Champ-de-Mars

エッフェル塔を背景にした記念撮影スポットとして人気のシャン・ド・マルスでは、緑化プロジェクトが進行中です。
芝生保護のため一部エリアがフェンスで囲われています。
中央の遊歩道や広場にも工事車両が出入りしており、通常通りのアクセスがしづらい状況です。
旅行中に訪れる際は、写真を撮る場所やルート選びに注意が必要です。
トロカデロ庭園周辺 Jardins du Trocadéro

トロカデロ庭園では、現在周辺整備が行われ、仮設設備や大型のプランターなどが並んでいます。
トロカデロ広場・庭園周辺から、オリンピック終了後一般自動車立ち入り禁止となったイエナ橋に向け、大規模な緑化プロジェクトのため工事が続いています。
そのためトロカデロ庭園の見どころである噴水も止まっています。
しかしイエナ橋には五輪マークが残り、橋中央は歩行者専用となったため、人気のフォトスポットとなっています。
場所:イエナ橋を渡ったエッフェル塔対岸(16区)
市庁舎前広場 Parvis de l’Hôtel de Ville

パリ中心部にある市庁舎前の広場は、2025年6月までに「都市の森」へと生まれ変わる予定です。
50本の木を植えることで、夏の暑さをやわらげ、生物多様性を育てるという目的があります。
舗装された広場から自然豊かな空間へと変わるこのプロジェクトは、アンヌ・イダルゴ市長による都市の緑化政策の象徴的な取り組みです。
設計はノートルダム大聖堂の眺めを妨げないよう工夫され、観光客にも市民にも快適な空間を提供する予定です。
場所:パリ市庁舎(Hôtel de Ville)前 工事期間:2023年10月〜2025年6月(予定)
パリの街は「緑の都市」へと変化中
近年の気候変動対策として、パリ市では街の緑化と同時に、自動車道の縮小、歩行者・自転車中心の街づくりが進められています。
旅行者にとっては、一部エリアの立入制限や景観の変化はやや不便に感じるかもしれませんが、これは今しか見られない「変化の途中のパリ」を体感できる貴重な機会です。
観光のヒント:
- 写真を撮る際は、工事現場も「今のパリ」として写してみるのも面白い
- 都市の再生をリアルタイムで体験できるのも、旅の醍醐味のひとつ