60代からのパリジェンヌファッションスタイルとフランスマダムの魅力

パリの60代以上のマダム達は、仕事をしながらも、いつまでも女性らしく、素敵なスタイルを保っています。

例えばマクロン大統領夫人は、70代を過ぎても膝上のスカートやスリムなパンツで自分の美しさを引き立て、エレガントでありながら女性らしい魅力を忘れていません。

この記事では、パリの60代以上のマダム達が実践している、美しさやファッションスタイルの秘訣を紹介します。

シンプルで上品なスタイルを保ちながら、女性らしさを引き出すポイントや、日常に取り入れられるアイテムもお伝えします。

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1 自分らしさを大切にするパリジェンヌファッション

1.1 カジュアルシックとは

2 年齢を重ねても輝くフランス人女性の秘訣

3 自然体の健康美を保つフランス人女性の習慣

4 まとめ

自分らしさを大切にするパリジェンヌファッション

「エミリーパリへ行く」で大人気シルヴィー役のフィリピーヌ・ルロワ＝ボリューは60代

マクロン大統領夫人は70代

パリのマダム達は、自分に似合うものをよく知っています。自然体で自分の美しさを引き出すことが得意です。

長いフランス生活で私自身も還暦を迎え、同世代の魅力的なフランス女性をたくさん知っています。

例えば、パリを舞台にした人気シリーズ「エミリーパリへ行く」の、エレガントで自由そして現代的な女性を象徴し大人気、シルヴィー役のフランス人女優フィリピーヌ・ルロワ＝ボリュー(Philippine Leroy-Beaulieu) は、60歳を超えていますが ( 写真) 、年を重ねても、女性らしいセクシーさを持ち続けています。

フランスのマクロン大統領夫人はシンプルでタイトなデザインのスカートやパンツを選び、綺麗な脚が強調されています。

このように、パリのマダム達は、自分の体の中で自信がある部分や、好きな部分を引き出すファッションを心がけています。

他人から評価されなくても彼女たちは気にしません !

自分らしさを大切にすることで、自然と魅力的なファッションスタイルが生まれるのです。

そして彼女たちは、シンプルで洗練された「カジュアルシック」なスタイルを好んでいます。

シンプルな白シャツにデニムを合わせるなど、過度に飾らないファッションが特徴的です。

特に、ジーンズは年齢に関係なく愛されていて、年を重ねてもスタイリッシュに着こなしています。

彼女たちは、トレンドに流されず、自分に似合うものを見つけて長く愛用するスタイルを大切にしています。

カジュアルシックとは

カジュアル（気軽で日常的なスタイル）とシック（洗練された上品さ）をバランスよく組み合わせたスタイルのことです。

パリのマダム達に特によく見られるファッションで、リラックス感がありながらもきちんと感を持たせた装いが特徴です。

もうすぐ70歳を迎える、元スーパーモデルで、ユニクロともコラボをしている、イネス・ドゥ・ラ・フレサンジュは、「カジュアルシック」を広めた代表的なパリジェンヌです。

シンプルな質の良いアイテムを使って、無理のないおしゃれを楽しむスタイルです。

カジュアルシックのポイント

シンプルなアイテムを使う　
カジュアルシックの基本は、シンプルで定番のアイテムを使うことです。
例えば、白シャツ、デニム、トレンチコート、シンプルなスニーカーやローファーといったベーシックなアイテムを中心にコーディネートします。
アクセサリーや小物でアクセントを
カジュアルすぎないために、シンプルなコーディネートにアクセサリーやスカーフ、小さなバッグなどを取り入れて華やかさをプラスします。
これにより、シンプルな装いに上品なアクセントが加わり、全体のバランスが整います。
自分に合ったフィット感
カジュアルシックなスタイルでは、服が自分の体にしっくりくることが大切です。
オーバーサイズではなく、ほどよくフィットした服を選ぶことで、カジュアルでありながらも清潔感があり、上品に見えます。
リラックス感ときちんと感のバランス
カジュアルシックは、リラックスした印象と整った印象を絶妙にミックスさせるスタイルです。
例えば、デニムパンツにスニーカーを合わせつつ、上半身にはきちんとしたシャツやジャケットを組み合わせることで、ラフすぎないけれども気負いすぎない印象を作ります。
ジーンズは年齢に関係なく着こなす
パリのマダム達は、年齢に関係なくジーンズを愛用しています。
ジーンズはカジュアルアイテムの代表ですが、トップスや靴、アクセサリーで全体を上品にまとめることで、年齢にふさわしいカジュアルシックなスタイルが完成します。