パリで最もステンドグラスの美しい教会として知られている【サント・シャペル 】教会。この教会を見ずにパリ観光を終えられません。
サント・シャペル ( Sainte Chapelle) とは「聖なる礼拝堂」という意味で、ゴシック建築の至宝とされ、パリで必見の教会の一つです。
ただしこの教会は、パリ裁判所の中庭にあるため、警官が多数建物入り口付近で警備をしています。
チケットは事前にオンライン購入をして、理由を聞かれた時に警官に見せると便利です。
知っておくと便利な情報や注意点をお伝えしたいと思います。
【サント・シャペル 】教会・行き方、開館時間
サント・シャペル 教会は、ノートルダム大聖堂のあるシテ島にあります。
住所 : 8, boulevard du Palais 75001 Paris 8番地パレ大通り パリ一区
地下鉄 :
4号線 シテ ( ligne 4 : Cité) 一番近い
10号線 クリュニ・ラ・ソルボンヌ ( ligne 10 : Cluny La Sorbonne )
1,7,11,14号線 シャトレ ( ligne 1, 7, 11, 14 Châtelet )
出口が沢山あるので、一番教会に近いシテか、歩いて7分くらいのクリュニ・ラ・ソルボンヌがおすすめです。
RER ( 高速鉄道) :
B 線 もしくは C 線 サン ・ミシェル - ノトル・ダム ( RER B/ C Saint-Michel Notre-Dame )
パレ大通り8番地は、裁判所でもありますが、入口には、Sainte Chapelle ( サント・シャペル ) と書かれた赤い看板が見えるのですぐに分かります。
開館時間 :
10月1日から3月31日 : 9 時 - 17 時
4月1日から9月30日 : 9 時 - 19 時
最終入場は閉館時間の40分前
閉館日 : 1月1日、5月1日、12月25日
注意事項
入場するには裁判所中庭を通らないといけないため、裁判所入場と同様、飛行機のチェックイン時のように、荷物検査と身体検査があります。ハサミやナイフ等の危険物や大きな荷物を持っている場合は、入場できないのでご注意ください。
裁判所が開いている平日月曜から金曜日は、建物周辺を警官が警備して、理由なしに入ることを防ぐために、道を封鎖していたりします。理由を聞かれたらサント・シャペル教会見学と言えばいいのですが、入場チケットを見せるよう言われることもあるので、平日の場合は、事前に購入することをおすすめします。
すぐ近くのシャトレ広場 ( Place du Châtelet )や本屋でチケット購入も可能ですが、一番便利なのがオンライン購入です。
【サント・シャペル 】教会・チケット購入の仕方、入場料
シャトレ広場 ( Place du Châtelet ) のキヨスク
10月1日から3月31日 : 9時 - 17時 ( ただし12時45分 - 14時 閉店 )
4月1日から9月30日 : 9時45分 - 18時 ( ただし12時30分 - 14時閉店 )
現金不可能 銀行クレジットカードのみの支払い
本屋 librairie de l'Hôtel de Sully
62 rue Saint Antoine 75004 Paris 62番地サン・タントワーヌ通り パリ4区
火曜 - 日曜 : 13時 - 19時 開店
オンライン購入
【サント・シャペル 】教会の公式サイトから購入します。
英語版もあります。Book your visit onlineのリンク をクリックして次のページ、Choose をクリックします。
サント・シャペル 教会だけの場合は、以下上段 ( Sainte-Chapelle ) から購入したい枚数を選びます。サント・シャペル 教会とコンシェルジュリー( 牢獄 )を一緒に見学したい場合は下段 ( Combined ticket Sainte-Chapelle -Conciergerie ) です。
次のページで希望日と時間を選択して支払いをし、自分のEメールアドレスを記入したら、購入したチケットがEメールで送られてきます。
印刷しなくてもスマホで見せれば問題ありません。
ミュージアムパスをお持ちの方も、"I already have a ticket "から枚数を入力し、日にちと時間を選び購入手続きにすすみます。
公式サイトはフランス語か英語で ユーロでの購入ですが、楽天や下記アクティビティサイトでは、希望通貨で購入できます。
入場料
サント・シャペル 教会だけの場合
大人 : 13 €
18歳以下の子供 : 無料 ( 18歳から25歳までのEU国籍またはEU圏在住者も無料 )
身体障害者 : 無料
【サント・シャペル 】教会・見どころ
内部はそんなに広くはありませんが、上下2層の礼拝堂になっています。
「サント・シャペル 」はルイ9世が、" 聖遺物 "を保存するために建築を命じ、1242年から1248年にかけて建築されたそうです。
" 聖遺物 "って聞きなれない言葉ですよね。イエス・キリストや聖母マリアの遺品、キリストの受難にかかわるものだそうです。
下層礼拝堂
入場後すぐの1階は、下層礼拝堂と呼ばれていて、聖母マリア像やルイ9世の像があります。
すぐ左横はお土産物を売っています。
写真で見かける華やかなステンドグラスのサント・シャペルは上層礼拝堂です。上層礼拝堂は身分の高い人しか使えなかったそうです。
上層礼拝堂
下層礼拝堂からせまい螺旋階段を上ると、見事なステンドグラスに囲まれた上層礼拝堂にたどり着きます。
600㎡に及ぶステンドグラスの色が、太陽の光によって変わって見えるので、お天気のいい日中に訪れるのをおすすめします。
以下詳細のパンフレットをご覧ください。
① キリスト受難の聖遺物を物語るガラス窓
② 聖ペテロ像
③ 大聖遺物箱
④ 西のバラ窓
現実世界を忘れるほど、素晴らしく美しいステンドグラスに魅入ってしまいます。
椅子も置いてあるので、じっくりと鑑賞してみてくださいね。
キリスト受難の " 聖遺物 " が保存されている「大聖遺物箱」
ヨハネの預言書、黙示録を表している西のバラ色
ステンドグラスの絵は、聖書の物語になっています
【サント・シャペル 】教会・お土産グッズ
お土産コーナーも充実していて、絵葉書やしおり、ステンドグラスのシールなど売っているので、思い出にいいかもしれませんね。
安心・安全な海外旅行
フランスに旅行したいけれど、言葉が不安、事故にあったら不安という場合は、添乗員付きで自由時間のあるツアーがおすすめです。その場合は現地代理店もある大きな旅行会社が安心です。
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パリ支店もあるので、問題があってもすぐに対処できます。
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楽しいフランス・パリ滞在をお過ごしください。
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