パリのスイーツといえば、マカロンが思い浮かぶ方も多いでしょう。
その小さくカラフルな姿と程よい甘さが、世界中の人々を魅了しています。
パリにはマカロンの名店がたくさんあり、観光中にぜひ訪れたいスポットが目白押しです。
この記事では、特におすすめの6つのお店を紹介します。それぞれのお店の特徴やおすすめの味などについて詳しくお伝えします。
パリ旅行の際には、ぜひこれらのお店で美味しいマカロンを楽しんでください。
Carette(カレット)
Carette(カレット)は1927年に創業された、パリの象徴的なサロン・ド・テとして知られ、観光客にも地元の人々にも愛されています。
マカロンの中でも、ピスタチオやや塩キャラメルバター、ラズベリーのマカロンは定番で、高い評価を受けていますが、私はバニラ風味のここのマカロンが好きです。
エレガントで歴史ある空間で、朝食やカフェ、アフタヌーンティーを楽しむには最適な場所です。
パティスリーだけでなく、ランチも楽しめ、特にトロカデロ広場に位置する店舗は、エッフェル塔フォトスポットの近くということもあり観光客も多く、ランチタイムには行列しています。
トロカデロ店は「エミリーパリへ行く」のシーズン4でも撮影されました。
パリジャン達の間では、Caretteのマカロンが最も美味しいと言われていて、私自身もここのマカロンが「皮がぱさつかず、中のクリームも美味しい」と気に入っています。
店内やテラスで優雅にティータイムを楽しむのも良し、持ち帰ってパリの街中を散策しながら味わうのも素敵な選択肢です。
住所
トロカデロ店 (Place du Trocadéro) 4 Place du Trocadéro et du 11 Novembre, 75016 Paris
毎日7時~23時30分 / 土曜日と日曜日 7時30分~23時30分
ヴォージュ広場店 (Place des Vosges) 25 Place des Vosges, 75003 Paris
毎日7時~23時30分 / 土曜日と日曜日 7時30分~23時30分
モンマルトル店 (Montmartre) パティスリーのみ 7 Place du Tertre, 75018 Paris
毎日9時~20時
トロカデロ店
ヴォージュ広場店
モンマルトル店
Pierre Hermé(ピエール・エルメ)
Pierre Hermé(ピエール・エルメ)のマカロンは、他にはない独特のフレーバーが魅力です。
例えば、バラとライチを組み合わせた「イスパハン」や、バニラの香りが豊かな「インフィニマン・バニーユ」は、食べる人を驚かせる味わいです。
さらに、シーズンごとに新しい味が登場するため、何度訪れても新しい発見があります。
パリにたくさんの店舗があり、デパートにも彼のマカロンスタンドがあるので、街中で気軽に見つけることができます。
また、彼はフランス政府からも認められたパティシエであり、イギリスのチャールズ国王がフランスを訪問した際の晩餐会にも、彼がパティシエに選ばれました。
Pierre Hermé(ピエール・エルメ) のマカロンは、美味しいだけでなく、特別な場でも高く評価されています。いつでもフランスでトップクラスのマカロンとして愛されています。主な住所
ボナパルト通り店 (Rue Bonaparte) 72 Rue Bonaparte, 75006 Paris
月曜日から木曜日 11時~20時 / 金曜日と土曜日 10時~20時 / 日曜日 10時~19時
シャンゼリゼ通り店 (Avenue des Champs-Élysées) サロン・ド・テ 86 Avenue des Champs-Élysées, 75008 Paris
月曜日から木曜日および日曜日 10時30分~22時30分/ 金曜日 10時~23時 / 土曜日 10時~0時
ボナパルト通り店
シャンゼリゼ通り店
Ladurée(ラデュレ)
Ladurée(ラデュレ)は、1862年に創業されたパリの老舗で、世界中のファンから愛されています。
シャンゼリゼ通りの店舗は特に有名で、観光客で賑わいます。
Ladurée(ラデュレ)のマカロンは、バニラ、チョコレート、ラズベリーなどのクラシックなフレーバーが特徴ですが、どれも美しく繊細な味わいです。
シャンゼリゼ店は、改装後より華やかになり、入った瞬間からフランスらしい優雅な雰囲気を楽しめます。
また、お土産にもぴったりの美しい箱入りのセットも販売されており、パリ旅行の記念にぜひ手に取ってみてください。
主な住所 サロン・ド・テ & レストラン
シャンゼリゼ通り店 (Avenue des Champs-Élysées) 75 Avenue des Champs-Élysées, 75008 Paris
ロワイヤル店 (Rue Royale) 16 Rue Royale, 75008 Paris
月曜日から金曜日まで 8時~19時30分 / 土曜日 9時~19時30分 / 日曜日 9時30分~19時
ボナパルト通り店 (Rue Bonaparte) 21 Rue Bonaparte, 75006 Paris
毎日 9時30分~18時
シャンゼリゼ通り店
ロワイヤル店
ボナパルト通り店
Jean-Paul Hévin(ジャン=ポール・エヴァン)
Jean-Paul Hévin(ジャン=ポール・エヴァン)は、パリを代表するチョコレート職人で、その技術はマカロンにも活かされています。
特に、チョコレートを使ったマカロンは、濃厚でリッチな味わいが特徴です。
他にもクリームブリュレとバニラのクリームが入ったマカロンは、口の中でとろけてとても贅沢な味わいです。
さらに、季節限定のマカロンもあるので、何度訪れても新しい味を楽しめます。
主な住所
ジャン=ポール・エヴァン本店 (Rue Saint-Honoré) 231 Rue Saint-Honoré, 75001 Paris
月曜日から土曜日まで 10時~19時30分
ジャン=ポール・エヴァン マレ店 (Rue de Bretagne) 41 Rue de Bretagne, 75003 Paris
火曜日から土曜日まで 10時~19時30分
ジャン=ポール・エヴァン本店
ジャン=ポール・エヴァン マレ店
Sadaharu Aoki (サダハル・アオキ)
Sadaharu Aoki(サダハル・アオキ)は、パリで活躍する日本人パティシエとして、フランスの伝統的なマカロンに日本の風味を取り入れた独自のスタイルで、フランス人から大人気です。
特に、抹茶や柚子といった日本の素材を使ったマカロンは、他では味わえない特別な味を楽しめます。
また、サクラ味のマカロンなど、季節ごとの限定フレーバーも楽しめるのが魅力です。
パリでフランスと日本の文化が出会うマカロンを堪能したいなら、Sadaharu Aoki(サダハル・アオキ)はおすすめです。
主な住所 (サロン・ド・テ)
ポ―ル・ロワイヤル店 (Port-Royal) 56 Boulevard de Port-Royal, 75005 Paris
火曜日から金曜日および日曜日 11時~18時 / 土曜日 11時~19時 / 昼食休憩による閉店時間 14時30分~15時30分
セギュール店 (Ségur) 25 Rue Pérignon, 75015 Paris
火曜日から日曜日まで 11時~18時まで / 昼食休憩による閉店時間 14時30分~15時30分
サン・ドミニク通り店 (Rue Saint Dominique) 103 Rue Saint Dominique, 75007 Paris
火曜日から木曜日まで 11時~18時 / 金曜日と土曜日 11時~19時 / 日曜日 11時~18時 / 昼食休憩による閉店時間 14時~15時
ポ―ル・ロワイヤル店
セギュール店
サン・ドミニク通り店
Le Jardin Sucré(ル・ジャルダン・シュクレ)
Le Jardin Sucré(ル・ジャルダン・シュクレ)は、最初にパリ郊外で店を開いた後、2017年にパリ17区に新しい店舗をオープンしました。
若い頃からお菓子作りを学んできたメラニー・レリティエさんとアルノー・マテさんが作ったお店で、彼らは2014年にフランスのマカロンチャンピオンにも選ばれました。
定番の塩キャラメルやシシリー産ピスタチオ、マダガスカル産バニラ、黒ゴマと塩など、全部で12種類ものフレーバーがあります。
どれも季節ごとの新鮮な材料を使っていて、特別な味わいを楽しめます。
また、マカロンだけでなく、美味しいパティスリーの店としても知られ、特に人気なのは、「ピスタチオとオレンジの花のタルト」です。
住所
Le Jardin Sucré パリ店 156 Rue de Courcelles, 75017 Paris
火曜日から土曜日まで 10時 ~ 19時30分 / 日曜日 10時 ~ 18時
最後に
それぞれのお店には独自の魅力があり、マカロンのフレーバーも多彩です。
パリに行った際には、ぜひ複数のお店を巡って、あなたのお気に入りのマカロンを見つけてください。旅行の素敵な思い出になること間違いなしです。
マカロンは残念ながら日持ちせず、さらに冷蔵保存が必要なため、お土産としてはあまり向いていません。
ラデュレは空港でも購入できますが、フランスから日本への長時間の飛行や、空港からの自宅までの時間を考えると、持ち帰るのは難しいかもしれません。
ピエール・エルメは、オンラインショップがあるので便利ですね。