フランス語「L」と「R」の発音の仕方 : 日本語との違いを詳しく説明

French language, フランス語発音

日本語と異なる「L」と「 R」の発音。日本語は 区別がないので、口と舌の動きを学ばないと難しいですね。

特に「R 」は英語と全然違うので、フランス語を学び始めた時に最初に学ぶ発音です。

しかし「R」に集中して、「L」の発音をあまり学ばなかったりするのですが、日本語と似ているようで異なる「L」の説明が、どの発音サイトにも動画にも不足しているように思われます。

「L」の発音を含めて、フランス人に学んだことを共用したいと思います。

「L」の発音の仕方

「L」は日本語の、「ラ リ ル レ ロ 」に近いようですが、舌の位置や動きが微妙に違います。

私は、仕事の電話でフランス人に名前のスペルを確認する時、「L」の音が苦手でした。

「R」は、一度マスターすると簡単になります。

「L」の音は母音の前と後で、舌の動きが微妙に違うんですね。

動画や発音サイトで説明していないようなので、情報を共有したいと思います。

①日本語の「ラ リ ル レ ロ 」よりも、舌の位置はで、上の歯茎あたりにもっていきます。

②日本語の場合、例えば「ラ」と言った後、舌をすぐに離していると思うのですが、フランス語の場合は違うんですね。

  • 「L」が母音の前にある時 ( 例 le, lit, lent ) 舌を上の歯茎の後ろから前に、滑らせるように動かす
  • 「L」が母音の後にある時 ( 例 il, appel, mille ) 舌を上の歯茎に軽くつける

動画だとこのような説明はないですが、舌の位置が上の歯茎あたりにあるのがわかると思います。

もし日本語のようにすぐに離すと、「les」 と言ったのに「des」 とフランス人には聞こえるようです。

ただ、会話中に発音ばかり気にしていると、肝心の内容を伝えるのが難しくなるのも事実です。

最悪、日本語の『ラ・リ・ル・レ・ロ』でも通じます。

「R」 と比べて「L」だけの の動画が少ないのですが、この動画が分かりやすいのでご覧ください。

「R」の発音の仕方

「R」の発音は英語と全く異なり、頻繁に単語で使われるのでぜひ学んでください。

①舌は口の下の歯茎に軽くふれ、口は軽く開いた状態。

②のどの奥から震わせるように、うがいをする感じで発音。

初心者にはちょっと感覚がわかりにくいと思うのですが、練習として舌を下の歯茎につけたまま、「ラ リ ル レ ロ 」と言ってみてください。

のどが震えている感じがわかるでしょうか? これが出来ればOKです。

舌の位置が近いのが、日本語のは行「 ハ ヒ フ ヘ ホ」。ハ ヒ フ ヘ ホ と言いながら、Rの練習をする方法もあります。

これを説明している動画がありますので、ご覧ください。

語尾にER / IER で終わる 「R」があるとき、この R は発音しない場合が多いです。

例 parler, aimer, papier, crier  例外 cancer, fier, hier, mer …

まとめ

「L」と「R」、舌の位置が全然違いますね。

例えば、Lit ( ベット ) と Riz ( 米 ) 発音ができないと、意味がまったく違ってきます。発音は大事です。

発音を説明した本を読んで勉強するとより分かりやすいと思います。

発音がうまくできるようになると、会話がより楽しくなります。頑張ってください。

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