パリのシャンゼリゼ通りと、最も美しいと言われるアレクサンドル3世橋のすぐ近くにあるパリ市立プティパレ ( Petit Palais) 美術館。
プティパレ美術館の前には、パリ国立グランパレ ( Grand Palais) 美術館の建物があります。
この美術館には、常設展と特別展示があり、常設展だけを見たい場合は、無料で入場できます。
中庭も美しく、カフェ・レストランもあるので、桜の咲く季節には中庭の桜も満喫でき、パリ観光の際にぜひ訪れてほしい美術館の一つです。
アクセス・開館・閉館日
住所 : Avenue Winston-Churchill 75008 Paris 地下鉄 : 1番、13番線 Champs-Elysées-Clemenceau ( シャンゼリゼ クレマンソー)
Tel : 01 53 43 40 00
開館日 : 火曜日- 日曜日 10時から18時まで 。 ただし最終入場時間は16時30で、17時40分には中庭や展示室が閉まり始めるので注意してください。
閉館日 : 月曜日、1月1日、5月1日、7月14日、11月11日、12月25日
常設展は無料
プティパレ美術館の公式サイトはこちらです( 英語版 )
パリ市立プティパレ美術館・ガイド
アレクサンドル3世橋や、パリ国立グランパレ ( Grand Palais) 美術館同様、1900年のパリ万国博覧会のために建てられました。
エントランスホールの高い天井には、フランス人画家アルベールベナールが制作した、素晴らしい4枚のパネルが飾られています。
ホールの前には、大きなガラス窓から中庭が見え、光が差しとても明るいホールです。
中庭はペリスタイルの庭園で、ポール・ボードウィンは、イタリアのルネサンスに触発されたトレリスの広大な装飾をフレスコ画に描きました。
エントランスホールを入ると、素晴らしい彫刻や、絵画の作品を見ることができますが、ホール脇にあるアール・ヌーヴォー装飾の美しい螺旋階段も見逃せません。
2つある螺旋階段の1つの円天井には、モーリス・ドニ作「フランス美術の歴史」が描かれていて、反対側の螺旋階段の天井には、ダニエル・オトーニの作品であるシャンデリアが飾られています。
展示会場はかなり広く、中世、初期のルネッサンスに始まり、17世紀のレンブラントや、18世紀のフラゴナール、19世紀のドラクロワ、セザンヌ、モネなど素晴らしい画家達の作品を全て無料でみることができます。
作品も建築も素晴らしいおすすめの美術館です。
インスタグラムに美術館内と中庭の映像を投稿していますので、ご覧ください。
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